2025年度夏季大会を下記の通り開催いたします。
対面ベースの開催(オンライン併用)となりますので、奮ってご来場いただけますよう、ご案内申し上げます。
日程:2025年7月12日(土)
会場:コラッセふくしま(5階、小研修室)
(行き方)JR福島駅(東北新幹線、東北本線、奥羽本線)西口より徒歩3分
運営委員会(12:00~13:00)
会場:コラッセふくしま(2階、クリエイティブビジネスサロン内 会議室B)
2025年度夏季大会(13:20~16:25)プログラム案
13:00 開場(13:05~受付開始)
13:20 開会の辞
〇自由発表
13:25~14:05
張怡氏(東北大学大学院博士課程1年):
晩年期の「永井荷風」のイメージを形成する力場
〇〈特集〉ラウンドテーブル「日本近代文学史をどう描くか」
14:10~15:35
会場報告(40分):山崎義光氏、尾崎名津子氏、遠藤郁子氏
オンライン報告(40分):多田蔵人氏・柳瀬善治氏
15:40~16:20 意見交換会
16:20 閉会の辞
総会(16:25~16:45)
【特集企画の趣旨】
国語便覧の完売と抽選販売が話題になるなど、高校国語科授業の急激な変化に伴って、従来の正典批判とは異なる角度で「文学史」が再注目されている。今回の特集では、『近現代文学史への招待』(ひつじ書房、2024)刊行を機に、「文学史」というテーマを取り上げて、その必要性、編み方、一般への開き方について議論したい。まずこの本の編者として山崎義光氏と尾崎名津子氏から話題提供を行い、また最終節執筆者の遠藤郁子氏から報告を行う。その後、『文体史零年』(文学通信、2025)に携わり、資料とその文体から文学史を研究されている多田蔵人氏と、海外も視野に入れながら日本文学史記述を研究される柳瀬善治氏、このお二方をオンラインゲストに迎えてご報告をいただく。このようなラウンドテーブル形式を採用し、全体討議ではさまざまな立場から「文学史」について広く意見交換を行いたいと考えている。